昨日のトルコ金利発表はいかがでしたでしょうか?

後期流動性貸出金利が0.75%引き上げられましたが、他は据え置き。

ロイターやブルームバーグの調査では、0.50%の利上げが中間予想だったようで、発表直後はポーンと27円台付近まで跳ね上がりましたが、その後押し戻されて結局26円台ミドル。

今朝の時点で26.7くらいですね。

今回の利上げはエルドアン大統領の利下げ要求を無視して中銀がマーケット安定のためにやるべきことをやった、、、とポジティブ評価というのがアナリストの見方らしいのですが、ポジティブでこの程度?と思うわけです。

落ちるなら落ちるでドーンと20円割れ、上がるなら上がるで30円くらいまで!というくらいのインパクトを期待したのですが、1円も動くことなく4月のイベントは終わってしまいました。

まあ、この程度の利上げではまだまだ全然ダメってことでしょう。

1年以上前倒しになった大統領選挙が6月にあるのでそれまでまた待ちですかね。

含み損の大きなトルコリラ投資家にとってはまだまだ地獄の日々は続きそうです。

ただ、私の見方としては、6月大統領選挙→エルドアン再選→大統領の地位が確保されたので人気取りの為の利下げ要求をやめる→中銀はもっと積極的かつ自由に利上げしやすくなるというフローで、年後半にかけてジリジリ30円を回復していくものと思っています。

結果的に戻せば、その間ホールドしていた間のスワップが付くので、地獄と思っていた日々が最終的には天国に変わるかもしれませんよ(笑)

豪ドルもAnzac Dayの祝日だったため動きがない状態で全くトラリピしていません。

普段から大して何もやっていない放置系投資家ですが、尚更やることない最近です。